《オーストリッチバッグ》　底部角スレキズ　　パイピング修理・部分補修

つくば土浦店、前田です。
今日は暖かいです、午前9時の工房内の気温14℃。この前、裏の林で雉が鳴いていたので今年も春が来たのだと実感しました。

オーストリッチ（ダチョウ革）のバッグ、グリーンがきれいですがお使いのうち底部分がスレキズになって下地が見えてしまっている、ということで部分補修を承りました。

小ぶりで使いやすそうなバッグです。

<施工前/施工後>

特に角のパイピング部分がスレて破れそうになっていましたのでこの角部分4箇所のみ補修します。

同じような色を作り、樹脂系の専用補修剤でキズを埋めていきます。

周辺にスレキズがある場合はその周りもキズ補修して着色、艶を合わせてなるべく違和感が出ないよう施工していきます。

バッグは気づかぬうちに底部分がスレてキズになることが多いです。全体の補修、染め直しはもちろん、パイピングや持ち手などの部分補修も承りますので革研究所にご相談下さい。