革ソファ夏の黒ずみ汚れクリーニング。沈む感じ、スレ傷リペアも革研究所
日本製のソファになりますと、やはり日本人に合わせてあるサイズが多いです。
でも、海外製になりますと非常にサイズが大きくなります。
また、その分重量もかなり重くなります。
全長が大きいと言うことはその分しっかりとした材料でソファを製作するため、重くなると言うことです。
そのような大きなソファでも、日本製のソファでも、夏の汚れが付いていませんか?
雨が多いこの時期、カビてしまい、出張クリーニングのご依頼も多くございます。
皮革製品は丈夫ですが、でも汚れていては台無しです。
革製品の夏の汚れは、早めに改善しましょう!
皆様 こんにちは、革研究所 名古屋東店・名古屋大須店の陶山(すやま)です。
今回ご紹介させて頂きます商品は、イタリア家具メーカー ナツッジ【Natuzzi】のソファです。
非常に長く、また重いソファです。
座面を支えているゴムベルトが外れ、座ると沈む感覚がございました。
革の表面もスレ傷がありましたので、そちらも修理・修復をいたしました。
まずは、写真をご覧ください。
Before | After |
こちらのソファの座面を取り外し、革も剥がし分解し、ゴムを交換いたしました。
更に座面のウレタンも補充し、少しフックラさせてました。
座面を取り外す際、背もたれも少し分解しないと取り外せなかったため、ついでに背もたれのもたるんでいたので、ウレタンを補充しました。
全体的にフックラしたと思います!
革表面リペアに関しましては、まず表面の汚れをクリーニングいたします。
雨の時期は乾燥時間が必要になってしまいます。納期に変動がありますので、ご理解いただければと思います。
その後アルコール除菌をしながら、革表面がどのような状態にあるのかを見ていきます。
ここまでがクリーニングです。
※クリーニングのみの場合は、クリーニングの仕方が違いますので、ご理解いただければと思います。また、クリーニングしても落ちない汚れは染み込んでいる汚れとなります。その汚れを無理に落とそうとしますと、表面の塗装膜を傷めます。クリーニングだけでも、革修理のプロにお任せください。
その後、色落ちしていない部分のお色を参考しお色を作り、スレ傷を埋めながら表面を作っていきます。
表面の出来具合と、手触りを確認しながら進めます。
その後色止めを噴霧し、最後に防汚加工も噴霧し、完成です。
いかがでしょうか?
革がスレ、乾燥してきますと表面がカサカサしてきます!
そのまま使い続けると、間違いなく破れます!
破れても修理は可能ですが、完成の仕上がりが違ってきたり、修理・修復金額が上がってしまいます。
それを考え、早めにご相談下さい。
革も動物の副産物です。
丈夫だから長く使える・使えないは、やはりメンテナンスしだいです。
その他、バッグ変色・黄ばみ・色移り修理。
財布のほつれ修理や色替え(カラーチェンジ)。
靴のヒール捲れ、つま先のキズ、屈折部分のクラック。
ジャケットの日焼け・色落ち・色あせ修理。
皮革製品のクリーニングから、交換・張り替え!
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※名古屋大須店は、スタッフが在住していないため店頭での対応は致しておりません。まずはご連絡を!
それでは、ご連絡お待ちしております。
革研究所の陶山でした。
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