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エナメルバッグがベトベトなぜ?剥がれ・曇りもお直し可な革研究所!

2017年09月17日

大事に締まって置いたのに、いざ使おうと出したら、なんかベトベトしている!

張り付いてしまい、無理やり引き離したら剥がれてしまった!

 

全てのエナメル製品にこのような事が起ってしまう訳ではございません。

また、アパレルブランド(シャネル、ルイヴィトン、ミュウミュウ、プラダ、フェラガモ、ルブタン、コーチ、ディオールなどなど)の違いにより、エナメル加工の仕方は違うような気がします。

その違いに関係しているとも思いますが、やはり一番は保管方法が原因と考えられます!

 

エナメル加工してある商品になりますと、色の塗装膜の上にエナメル加工がしてあります。そのエナメル塗装部分に異変が起こります。加水分解という症状により、必要な成分が抜けてしまいベトベトになってきます!

保管時の温度や湿度に大きく関係してきます!

その他にも蛍光灯だけでも変色しまうような、デリケートな素材であります。

 

そんなエナメル製品の修理・修復・染め直しのトラブルは、革研究所にご相談を!

 

 

 

 

皆様 おはようございます、革研究所 名古屋東店・名古屋大須店の陶山(すやま)です。

 

今回ご紹介させて頂きます商品は、シャネル【CHANEL】エナメル素材のクラッチバッグです。

外面には大きく傷が付いている部分もございました。また、口元の内側は張り付いて捲れてしまった部分もございました!

 

まずは、修理・修復写真をご覧ください。

Before After
P3292190 P5242191
P3292191 P5242192
P3292198 P5242198
P3292194 P5242194
P3292195 P5242195

所々黒く色移りしている部分もありました。

 

剥がれてしまった箇所は、塗装膜の段差ができておりましたので、なるべくその塗装膜の段差が残らないように修理させていただきました。

今回のキズ・めくれ部分は平らな箇所でありましたので、そのような修理が可能でありました。

ルイヴィトン ヴェルニになりますと、刻印の凹凸があるためめくれ部分を埋めきれない時もございますので、ご了承くださいませ。

 

キズや捲れも改善し、ベタツキも無くなり、使えるようになったと思います!

いかがでしょうか?

 

 

今回のようなエナメル修理になりますと、エナメル加工の下の素材が革素材であれば、修理・修復が可能でございます。

でも、なかなか革で無い(合成皮革等)かの判断は難しいですよね?

私もそのような時は、とにかく検索します。

ネットで検索し出てきますと、だいたい素材が記載されています!

もちろん、めくれた部分から見れれば検索する必要はございませんが!

気になる商品がございましたら、まずはお気軽にご相談下さい。

 

 

 

その他のレザー製品リペアとして、ソファ修理がございます。

 

革が乾燥しひび割れを起こしている状態修理や、破れ補修、日焼け変色修理、ウレタン補充・交換などなど。

いろいろな状態のご相談がございます。

一言で 「キズ」 「カサカサ」 と言いましても、革の繊維が生きているか?死んでいるか? が重要になってきます。

 

せっかくお直ししても、また同じようになってしまうなら、修理・修復も提案できません!

やはりこちらは、実物を見させていただき革の状態を診断させていただきます!

その後、修理・修復方法をご提案させて頂きます。

 

お電話でも対応可能ですし、ある程度は診断できます。

メールやラインにて、画像を送っていただけますと、更に内容の濃いお見積りができます。

 

 

皮革製品のクリーニングから、すれキズリペア、張り替え、交換!

まずはお気軽にご相談下さい。

http://www.kawaken-nagoya.net/

またこちらのブログ内でも検索できますので、見て頂ければと思います。

 

 

それでは、ご連絡お待ちしております。

革研究所の陶山でした。

 

 

 

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