【ラシット】 russet バック修理/スレ傷補修&染み補修&染め直しを鹿児島県志布志市より御依頼頂きました。
2015年07月14日
%みなさん、おはようございます。
「まだ使いたいバックなんですけど、キズとか目立ってきて。。。元の色とかすでに忘れているんで色はお任せします」なんてお悩みございませんか??鹿児島中央店の山里です。
本日の施工ブログは、【思い出のバックのトータルリペア編】になります。では早速ご覧くださいませ。
【ビフォア】 【アフター】
いかがでしたか??
元の色が裏地にもどこにも残っておりませんので、中のファスナー部分の色に合わせてあります。全体的に染みが目立っていた商品でした。革の劣化がある部分にも、下地処理の段階で革の繊維の再生が目的の下地処理剤を使用しますので破れ等以外のスレ傷程度でしたら表面なだらかに加工が可能です。
よく市販の着色スプレーで失敗された後にお持ち込み頂く方も多いですが、なぜ失敗するかは、この下地処理をせずに着色スプレーをされるのが原因と思います。脱脂もですね。長年使ってらっしゃる革製品の場合、動物の皮ということもあり脂が出ています。その脂をまず抜かないと水性の着色スプレーで着色されても色が乗らないというのも原因の一つです。
その脱脂の具合、劣化の具合で納期が予定より遅れる場合もございますのでご了承くださいませ。後、今年の梅雨時期のように湿度90%以上がずっと続いた場合でも乾燥時間が予定のよりかなりの時間がかかりますので納期が遅れる原因となってしまいます。可能な限りご依頼時にご説明は致しますので重ねてよろしくお願いします。
ではでは今日はこの辺で・・・
鹿児島中央店の山里でした。
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