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ソファー 破れ修理/肘置き破れ補修&キズ補修&染め直し修理を鹿児島市某飲食店様より御依頼頂きました。

2015年04月1日

みなさん、おはようございます。

「肘置きの破れなんだけど、やっぱり全面張替か買替しかないのかな~」

なんてお悩みございませんか??

鹿児島中央店の山里です。

 

今日の施工ブログは、全面張替は数十万かかる、、かといって買替えるとサイズが合わないし・・どうしようというはざ間でお悩みだった某飲食店様よりの御依頼分になります。

では早速ビフォア-/アフターをご覧ください。

【ビフォア】                【アフター】

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いかがでしたか??

 

ご予算のご都合もございますが、このように破れ修理の場合は3通り施工方法がございます。

1、全面張替

2、部分張替(今回のような肘置きの破れだけが気になられる場合は、肘置き部分だけの張替をし、肘置きの部分を全体的に統一になるように色を合わせていく方法)

3、破れ補修(今回の方法)

施工金額については、高い順から1>2>3となります。

2、3に関しては革研究所特有のリペアの方法になります。また、今回の破れ補修に関して少しご説明いたします。

 

通常、重力のかかりやすい部位に関しては張替をお薦めしております。重力のかかりやすい部分としては大きく3部位ございまして、

①座面(座る部分)

②肘置き(今回の部分です)

③背もたれ

の3部位になります。

 

特に座面は、メンテナンス次第では破れという症状が非常に多いですね。今回の破れ補修に関しては、一度該当部分を一度解体します。その後、本革の裏よりあて革をし、一度組み立てます(商品によっては、ここで結構時間がかかる商品もございます。。。)。組み立て後、表面には凹凸が出来ておりますので、その部分を革専用樹脂で埋めていきます。そして研磨します。これを納得いくまで繰り返すことになります。その後、表面がある程度平らになったら表皮形成材塗布後、着色、コーティング、色止、防汚加工といった流れになります。

 

あくまでも、破れ補修に関しては、ご予算に応じて施工方法が変わって参ります。一番耐久性が高いのは、やはり張替になります。

ソファーの破れ及びキズでお悩みの方は、リペアという選択肢もご検討くださいませ。。。

 

ではでは、今日はこの辺で・・

今日から、新年度の始まりです。。鹿児島中央店の山里でした。

 

 

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