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ホワイトコックス/財布の折り曲げ部分ほつれによる縫製修理の御依頼を鹿児島市谷山中央より頂きました。

2014年12月10日

みなさん、おはようございます。

「いや~参ったな~。。いよいよ破れてきた・・ポケットに入れる時引っかかってしょうがないないな~。ちょこっと縫ってくれるだけでいいんだけど・」

なんてお悩みございませんか??

鹿児島中央店の山里です。

 

今日の施工ブログは、そんなビジネスマンの方からのスピード施工の御依頼です。

 

では、早速ビフォア-/アフターをご覧ください。

 

【ビフォア】                 【アフター】

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いかがでしたか??

当初は、そのまま縫うだけでいいよ、、とのことでしたが該当箇所の合皮の劣化がひどく、そのまま縫ってもそこからまた裂けてきて、すぐに今回と同じような症状になります。このタイプの財布は表面と裏面に一枚づつ合皮がありそれを頂上部分でヘリを作って縫い合わせている場合がほとんどです。ですので、そのまま縫っても合皮特有の縫い目から破れてきているために革の劣化が進んでいます。そういった理由から、間に革を1枚挟んで縫っていく・・というやり方を採用する場合が多いです。構造上薄く薄く作っていますので、今までよりは気持ち厚くはなりますが頑丈になります。。

 

今回は、スピード施工でしたので4時間後の納品となっています。通常、工房の作業状態によってはスピード施工はお断りする場合が多いのですが今回はどうにかお渡しすることが出来ました。あくまでも劣化状態と作業手順によりますが・・・

 

ま、お急ぎの場合はご相談ください。

 

ではでは今日はこの辺で・・・

「さっと縫ってくれるだけでいんだけど・・・」劣化状態によってひと手間加える鹿児島中央店の山里でした。

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