みなさん、おはようございます。

「しばらく使ってない財布なんだけど、また蘇るなら使いたいんですけど。。」そんなお悩みございませんか？？鹿児島中央店の山里です。本日の施工ブログは財布リペア編になります。それでは早速ご覧ください。

【ビフォア】　　　　　　　　　　　　【アフター】

いかがでしたか？？

どうにか中面、カード入れの内側に元の色が残ってましたのでそこの色に合わせてあります。リペア作業の基本ですが、今回の財布も脱脂と下地処理を入念にしております。この作業をしっかりしないで着色に入ると市販されている着色スプレーのみでの残念な仕上がりのようになってしまいます。

脱脂とは、脂を抜くことです。人間の手に長年触れていると脂がついてしまいます。この脂をまずは抜かないと各種作業が進みません。下地処理ですが、色落ち及びキズ等はすべて塗膜の劣化から来ています。目でいるのは難しいですが、革の表面が凹凸になっています。全体的に表皮形成剤（革の繊維を再生させる）を使用して研磨、この作業を繰り返して表面を平らにして参ります。その後に着色に入ります。

仕上げ工程では、コーティングをしてツヤ調整からのポリマー仕上げといった感じです。

財布、バック、ソファー等革製品のキズや色落ちでお悩みの方は一度ご相談くださいませ。

ではでは今日はこの辺で。。。

鹿児島中央店の山里でした。

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