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ゴルフバック(合皮素材) 修理/キズ補修&クリーニング&染め直しを鹿児島県内の某配送業者様より御依頼頂きました。

2015年09月24日

みなさん、おはようございます。

「素材は合皮なんだけど、どうにか修理をして欲しい・・・」そんなお悩みございませんか??鹿児島中央店の山里です。

本日の施工ブログは、通常は張替以外はお断りすることの多い【合皮素材のキズ補修編】になります。

それでは早速ご覧くださいませ。

【ビフォア】            【アフター】

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いかがでしたか??

革研究所のリペアは、基本的に本革仕様になります。本革は革ですのでリペアが可能ですが、合皮は皮という漢字は入っていますが、構造的には布に近い素材です。見た目的に革に似せた布になります。ですので通常はリペアは出来ません。張替しか方法がございません。今回は、オーナー様の「どうしても・・」「どうにか・・」というお言葉もあり、革仕様の施工方法でしてあります。

 

今回の程度のキズでしたらどうにか可能ですが、合皮の経年劣化による症状は張替しかできません。合皮の張替は買った時と同じぐらいの金額かそれ以上かかってしまいますので、お断りする場合が多いですね。

※合皮の経年劣化の症状事例→(クリックしてください)

 

これはソファーに関しても同じです。

つまり、本革のリペアの金額と合皮の張替の金額を比較した場合、本革の方が修理代金は安くなる場合が多いです。

 

ご購入時は、本革のソファーは高いですが、ランニングコストの面では本革の方が安くなります。

 

 

ではでは、今日はこの辺で。。。

ソファーで言うと・・・

本革は、手入れなしでも15-25年は持ちます。(鹿児島中央店でリペアをする場合の経過年数です)

合皮は、4-5年です。理由は、布地と表面を接着している接着剤の寿命になります。

 

鹿児島中央店の山里でした。

 

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